酒井 将史選手 現役引退のお知らせ

平素より、wyvernの活動にご理解・ご支援賜りまして誠にありがとうございます。
この度、酒井 将史選手が2025シーズンをもって現役を引退することとなりましたのでお知らせします。
◆氏名
酒井 将史[Masashi Sakai]
◆生年月日
1992年9月9日
◆出身地
滋賀県
◆身長/体重
177cm / 72kg
◆ポジション
MF
◆サッカー歴
草津東高校/大阪体育大学/FC Basara Mainz(ドイツ)/TSV Schott Mainz(ドイツ)/ラインメール青森/松江シティ/wyvern
◆コメント
〜wyvernに関わる全ての皆様〜
今年で選手としてトップチームから離れ、未来のトップチームの選手育成のため、指導者としてwyvernに残ることに決めました。
今までのサッカー人生を振り返ると本が出せるくらい思いがありますので、長くなりますがクラブに来た頃を振り返りながら感謝を書かせていただきます。
前所属チームのシーズン途中での契約解除から7年。先が不透明の中、たくさんの人が関わったご縁から、wyvernに加入することに決めました。
最初は愛知県2部リーグ所属のクラブでした。
毎日朝練習していたJFLでの環境とはかわり、週2回の夜練習、参加人数は5人ほど。練習がない日は仕事終わりの22時から日付が変わるまでジムで体つくりと、環境の変化に対応するのに必死の初年度でした。
それでもクラブは上位カテゴリーを目指して戦っており、拾ってもらって職を与えてくれたクラブに少しでも自分の経験が力になるならと、一つ自分なりの目標を立てました。
「このクラブでJFLの舞台にもう一度」
当時の環境からではありえないほど大きな目標だと思って設定したのを今でも覚えています。
ただこの目標があったおかげで、環境にこだわらず自分のサッカーに集中し今までやってこれました。
それから昇格を重ね、一昨年はJFL昇格まであと少しのところまで行き、目標が目の前に感じたシーズンでした。
あと少しで手が届くと自分に期待し臨んだここ直近2年は、怪我もありなかなか試合に絡めず、気持ちではやれると思っていながらもなかなかピッチで表現できず、選手として本当に苦しいシーズンを過ごしました。
その中で周りではなく自分のコンディションやプレーに目をむけ続け、自分なりにサッカーと本気で向き合えたことは誇らしく思えます。
入団初年度からサッカーの指導にも携わらせていただき、指導者の観点からサッカーを考えるようにもなりました。その中でたくさんの未来明るい選手と出会い、子供たちからたくさんのことを学び、指導者の魅力と重要性に気付かされました。今は目の前にいる子供達をwyvernのトップチームで活躍できる選手になれるようサポートしていくことに全力を注ごうと思っております。
その中で指導力、人間力をあげ、自分が携わった選手をwyvernのトップチームの監督としてまた指導できるといいなとこっそり野望を抱いています。
事実上の現役引退ではありますが、「アマチュアに引退はない」と大学の総監督が口癖のように言っていました。
今年でTOPチームとは離れますが、サッカーは生涯携わるものですので、またどこかのグラウンドで楽しくサッカーができるといいなと思っております。
このクラブが大きくなり、大きなスタジアムで観客がいっぱいいる時に、レジェンドマッチでプレーさせてください!
最後になりましたが、このクラブに携わるすべての人に感謝しております。
ここまでクラブに在籍させていただいた社長含めクラブ関係者の皆様、今までともにクラブのために戦ったスタッフ、チームメイト。遠いアウェーでも駆けつけて横断幕を掲げ応援し続けてくれたサポーターの皆様。運営の手伝いや応援をいただいたアカデミーの選手、保護者の皆様。そしてこれまで支えてくれた家族。あげたらキリがないですが、この7年間で本当に多くの支えがありました。
まだまだ関係は続きますので、これからも寄り添っていただけるとありがたいです。
今度は一緒にゴルフをしましょう。お酒を飲みましょう。食事もぜひ!
正直サッカーをしない生活がどうなるのか不安ではありますが、自分らしく楽しみながら、これからも関わっていくみんなと一緒に成長していけたらいいなと思っております。
7年間本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いします!
酒井将史#5





