全国社会人サッカー選手権大会の東海予選のブロック決勝が行われ、FC.ISE-SHIMAと対戦することになりました。

前日のゲームが拮抗した内容であったため、フィジカル的な視点から今日の試合にどう臨むべきかというのが、まず第一に考えるべきこととなりました。

試合前に私は、選手たちには”集中する”というニュアンスを伝えていましたが、もしかしたら”関係なく前から行け”というニュアンスの方が結果からみると良かったのかもしれません。

前半早々に得点を取ることができましたが、早い時間に得点を取るということは、全体的に少し守りに意識がいってしまうため、その意識を切り替える必要がありました。

これが連戦後でなければ、ここで”関係なく前から行け”と言うのですが、この日はできる限り下がり過ぎずにブロックからカウンターを仕掛けるよう指示をしました。

この日は中川、川森の両ボランチの守備バランスが素晴らしく、彼らが相手の両ボランチとの距離間、プレスをかけるところ、離すところのバランスがよく、ラインを保てた理由の一つになっていました。

後半に入り川元を投入して低くなりそうなバランスを彼のプレスとカウンターの起点になることで、ラインが低くなることを避けるように仕向けましたが、後半のブレイク前にラインが下がって対応している際に失点してしまいました。

その後は一進一退の攻防が続きましたが、80分では決着がつかずに最終的にPKでの敗戦となりました。

もう少しチームにはタフさが必要です。
フィジカル的にもメンタル的にも、そしてきつい時間であっても強気のビルドアップ、奪ってからのパスを大事にすることも含めてもっともっと成長していくべきだと考えます。

これで全国社会人サッカー選手権大会への出場権を逃してしまいました。
応援してくださるファンの皆様、スポンサーの皆様、チームを支える関係者の皆様には申し訳なく思っています。

残りのリーグ戦をチーム一丸となって戦っていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願い致します。